Q-01 実用性能とは何ですか?

A-01

実際の使用環境を想定した錠の耐久・強度等の性能について、JIS A1541にて定められている評価方法により、検証された製品性能のことです。



Q-02 「実用性能認定制度」とは何ですか?

A-02

JIS A1541に定められた評価方法により検証した結果に基づき性能を表示するに際して、適正且つ公平であることを確実にするめに、JLMAが審査・認定する制度です。



Q-03 この制度の目的は何ですか?

A-03

消費者が錠製品について性能を正しく認識し、用途に応じた製品を的確に選定できることを目的とし、メーカーが製品性能を正しく表示していることを評価・認定する制度です。



Q-04 実用性能と防犯性能とは何が違うのですか?

A-04

防犯性能とは、不正解錠に対する性能です。実用性能とは、JIS A1541による実際の使用環境を想定した性能です。



Q-05 防犯性能についてわからないのですが?

A-05

防犯性能につきましては、メーカーによる別途「防犯性能表示」を参照して下さい。



Q-06 実用性能は何に基づいて表示されますか?

A-06

JIS A1541-1に基づく性能確認試験を実施した結果より、JIS A1541-2に基づきグレードを定めて表示されます。



Q-07 どのような表示ですか?また、何がわかりますか

A-07

建築物の開口部の戸に用いる錠の実用性能項目は以下の数字6桁で表示しています。
■1桁目:「使用頻度による性能」(グレード1〜4)
     扉の開閉操作や施解錠操作の耐久性能です。
■2桁目:「外力に対する性能」(グレード1〜4)
     機械的荷重による錠の強さを表している性能です。
■3桁目:「使用扉の質量に対する性能」(グレード1〜4)
     使用扉の重さによって、錠の操作強度等を表している性能です。
■4桁目:「かぎ違い」(グレード1〜5)
     シリンダーの鍵違い数を表しています。
■5桁目:「デッドボルトの出寸法」(グレード1〜4)
     デッドボルト(カンヌキ)の施錠時の突出寸法を表しています。
■6桁目:「耐じん性能」(グレード1〜2)
     シリンダーの砂やホコリに対する耐用性を表している性能です。
     詳しくは、JLMA HP Topics「鍵の実用性能認定制度の趣旨」「鍵の実用性能表示
     項目とピクトの説明」を参照して下さい。



Q-08 実用性能表示である6桁表示(以下、6桁表示)の対象は何ですか?

A-08 建築物の開口部の戸に用いる錠前等となります。(JIS A1541による)


Q-09 6桁表示は、性能を保証するものですか?

A-09 保証につきましては、各メーカーへお問い合わせください。


Q-10 6桁表示は、どこで確認できるのですか?

A-10

JLMA認定製品については、JLMA HP「錠の実用性能目録」に掲載されております。詳細については各メーカーへお問い合わせください。



Q-11 6桁表示の数字が“0”の表記は、性能が悪いということですか?

A-11

“0”は該当しない項目の性能を表しています。詳しくは、JLMA HP Topics「鍵の実用性能表示項目とピクトの説明」を参照して下さい。



Q-12 なぜ6桁表示が付いている物と付いていない物があるのですか?
また、表示されていないものは法律違反ではないのですか?

A-12

JLMAは、メーカーからの申請に基づき認定作業を行っております。製品個別の詳細につきましては、各メーカーへお問い合わせくだい。
また、6桁表示はJLMAが推進している取組みであり、法的義務はありませんので、何らかの法律違反ということではありません。



Q-13 6桁表示が付いている物のほうが性能が上なのですか?

A-13

6桁表示されていないものは、性能を確認することができず、性能について一概に比較できません。製品個別の詳細につきましては、各メーカーへお問い合わせくだい。



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